23年間の活動を振り返って〜創設者の村上豊先生に聞く
2011年7月23日のバイロイト日独交流演奏会を終え、バイロイト祝祭歌劇場の
前で記念撮影をしました。スズキ・メソード一期生の眞峯紀
一郎さんをはじめ、参加指導者の佐々木勳先生、飯室悠紀子
先生、松井恭代先生、ピカリ直美先生、奈良龍二先生、梅村
和子先生の姿があります。ゴールドコーストから指揮者B・
ダビッドソン氏も6 名の弦楽生徒とともに参加されました 【すみれの会】の最初の頃は、緊張した子どもたちの演奏が欧州の環境に溶け込むようになるまでには、大変な苦労が伴いました。帰国して鈴木鎮一先生に報告しますと「私も孤軍奮闘でしたが、長くやっていれば道が見えてきます」と言われたものです。以来、月日が過ぎ、さすがに相手国からの信頼度も増し、「ムラカミがいるから大丈夫」というお墨付きまで、いただけるようになりました。
①教会での演奏
②音楽祭への参加
③現地との交流
④ホームステイ
を4本柱に据えましたが、単なる演奏旅行ではありません。音楽の力を借りて、どうやって日々の心を養うか、人間として高めるか、鈴木先生の教えを伝える絶好の場です。
音楽技術の向上も大切ですが、私は、いろいろなことに遭遇する場面で、子どもたちがどう判断するか、何を得るか、『生きるためのセンス=感性』を磨くチャンスになればと思ってきました。
泣いたり笑ったりの苦節23年、ここまで続けて来られたのは、今回の2011年7月21日〜29日に行なわれたドイツ演奏旅行のように、指導者の皆さんが素晴らしい成果を上げようと粉骨砕身してくださったおかげです。さらにはベルリン在住の眞峯紀一郎先生を含め、鈴木鎮一先生の「世界は一つ」というスズキ・ファミリーの精神が根底にあるからです。
ゆくゆくは、次世代に【すみれの会】が継承されることを切に願っています。


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